ご挨拶

“スポーツは平和で落ち着いた環境があってこそ成り立つ”
このことを、ここ数年におよぶコロナ禍の中で、多くの人々が強く肌で感じたことでしょう。 いまだ先行きが不透明なコロナの様相ではありますが、再び心おきなくスポーツに興じることのできる日々を待ち望むものであります。
さて、スポーツにはいずれの種目にもルールがあります。 もちろんバレーボールも例外ではなく、日本バレーボール協会から毎年200ページを超えるルールブックの改訂版が出され、 その内容にもとづいて厳格なルールの下で競技が行われます。
ルールブックの最初のページに「バレーボールとはいかなるスポーツか」が述べられています。 その抜粋は次のとおりです。
ボールを落とさずに“つなぐ”スポーツ。決して一人ではできません。 チームメイトとネットの向こうの相手がいるからできるのです。 バレーボールの“つなぐ力”は
- ☆自分の体と心の“つながり”
- ☆自分とひととの“つながり”
- ☆ひととひととの“つながり”
コートでプレーをする選手も応援する者も、互いに声をかけ合い、励まし合い、心と心をつなぎ合います。 プレーができることに感謝し、互いに相手のチームを尊重し合います。
これから一人でも多くの人が、バレーボールをとおしてたくさんの“つながり”を育んでいくよう期待してやみません。
渋谷区バレーボール協会 会長 前田十一郎